図書館でのおうち英語読み聞かせ用洋書英語絵本の探し方を詳しく紹介します!
おうち英語の読み聞かせとはなんぞやという方はこちらから↓

はてなちゃん英語絵本の読み聞かせを始めようと思って、図書館に探しに行ったけど、本の探し方が分からなかった…!



コツがあるので、探し方を紹介していきます!
図書館によりますが、たくさん英語絵本がある図書館もあります。
洋書絵本コーナーで、本を1冊ずつ、開いて閉じて開いて閉じて…、で中身をチェックしていると、時間がかかります。開いたら装丁からの予想と外れて、中身英文ぎっしりでとても読めない!ということも多々。
図書館での本の探し方を解説していきます!
行く前に検索
どこの図書館にどんな本があるのか、一括検索できるサイトがカーリルです。
カーリルは全国7,400以上の図書館からリアルタイムの貸し出し状況を簡単に検索できるサービスです。
https://calil.jp/ カーリル
行けそうな近場の図書館を設定して、借りたい本が置いてあるのかはもちろん、今すぐ借りられるのかまで、一括検索できちゃいます。
学校なども登録してあれば検索できます。
もちろん、行く予定の図書館のウェブサイトでも検索してみてください!
見つけたら、予約までしておくと安心!
図書館にある可能性が高いオススメ英語絵本
英語絵本といっても、日本の図書館にある本は限られています。
例えば、この記事↓で紹介した25冊などのブックセットは、図書館においてある可能性は低いです。


近隣の図書館で英語絵本を探しまくってわかった、図書館にありがちな本を紹介していきます。
Oxford reading tree(オックスフォードリーディングツリー)
イギリスの大手出版社が出版しています。イギリスの子どもたちの国語の教科書として使われている教材です。
レベル別に10のステージに分かれていて、読み進めると、だんだん長い英文が読めるようになっていきます。
レベルチャートはこちら
一番最初に借りるならstage1+(ステージ1プラス)。Stage1+の前に、Stage1があるのですが、英文が書かれていないので、英文つきが良ければ、stage1+(プラス)です。
ステージ1プラスは、全8ページ、1ページに一つずつ簡単な英文とそれにぴったりの絵があります。
6冊で1パックのセットですが、図書館によって、6冊まとめて1冊として貸出してくれるところと、1冊ずつ貸出のところがあります。



図書館によっては、CD付きもあります!
わが家の最寄りの図書館は1冊ずつ貸出で、CDがついていません。多読に力を入れている隣の市の図書館は6冊セットCD付きで貸出してくれます。図書館によるので、行けそうな図書館でどのように貸出されているか調べてみてくださいね。
図書館によって、蔵書の登録の仕方が異なります。
『Oxford Reading Tree』のシリーズ名で検索しても、タイトルではないので、ヒットしないかもしれません。
または、たくさん蔵書がある場合はたくさんヒットするものの、レベル別ではなくアルファベット順や出版年順に並んで、図書館の検索サイト上ではレベルが分からないことがあります。
一番簡単な方法は、読みたいレベル(ステージ)の本のタイトルを調べて、タイトルを図書館の検索サイトに入れれば確実です。
レベル別のタイトルは、公式のこのページ(下の方にステージごとのタイトル一覧があります)や、
AmazonでOxford Reading Treeなどと入力すると簡単に調べることができます。
Amazonや楽天の商品ページには、具体的な本のタイトルやレベルがていねいに説明されているページもあるので、調べものにも使えます!
最初の1冊目にオススメのStage1+のタイトルはこちら
収録タイトル: Hide and Seek / Look at Me / Go Away, Floppy / Reds and Blues / Big Feet / Kipper’s Diary
https://www.oupjapan.co.jp/ja/products/detail/369 公式ページより
このタイトル(例えば、『Hide and Seek』を地元の図書館の蔵書検索サイトやカーリルで検索、蔵書がある場合は予約まで、してみてください!
CD付きの貸出があればラッキーです。かけ流し・聞き流しにも使えます!
オックスフォードリーディングツリーは、ずっと同じ主人公のお話で、徐々にレベルアップしながら読み進めていけるので楽しい!
CTP絵本 Learn to Read(ラーントゥリード)
こちらはアメリカの教材の会社から出版されています。
こちらも簡単な英文から始められるので最初にぴったり!
6冊1パックで、レベル1-1, 1-2, 2-1, 2-2, 3-1, 3-2と6つに分かれていて、それぞれ分野が4つに分かれています。
- Science(科学)
- Language Arts(言語)
- Math(算数)
- Social Studies(社会)
Oxford reading treeより置いてある図書館は少ないですが、多読に力を入れていてる図書館ならばおいてあるかもしれません。
分野別なので、力をつけたい分野の本に取り組める。CD付きがあればかけ流しもできる!
テッパン名作英語絵本、著者紹介
世界的に有名な作品ほど、出版から月日が経っているほど、図書館に蔵書がある確率が上がります。
Eric Carle(エリック・カール)
一番有名なのは『はらぺこあおむし』(The Very Hungry Catapillar)ですが、そのほかにもたくさんの作品があります。
なんと!The Very Hungry Catapillarはパフィンブックスという出版社公式You Tubeから、著者エリックカールご本人の読み聞かせ動画が出ているんです。



この動画、流しながら自分の本をめくりながら聞くのはもちろん、ループ再生して画面をふせておけば、聞き流し・かけ流しにもピッタリです!
エリック・カールはたくさんの絵本を描いています。
印象的な絵で、子どもも好きな子が多いのでオススメです!
一番有名なのは『はらぺこあおむし』ですが、以下のシリーズは繰り返し同じフレーズが出てきたり、動物の英語(ベアー、パンダ、ドッグなど)は日本語でも使われていて親しみがあったりするので、とっつきやすいと思います。このシリーズは文はエリック・カールではありません。
- Brown Bear, Brown Bear, What Do You See? (くまさん、くまさん、なにみてるの?)
- Polar Bear, Polar Bear, What Do You Hear?
(しろくまくん、なにがきこえる?)
- Panda Bear, Panda Bear, What Do You See? (ぱんだくん、ぱんだくん、なにみてるの?)
- Baby Bear, Baby Bear, What Do You See? (こぐまくん こぐまくん なにみてるの?)
ほかにも、有名作品ぞろいなので、日本語に翻訳されたものをすでに読んでいるかもしれませんね。
他にも…
- The Grouchy Ladybug (ごきげんななめのてんとうむし)
- Today Is Monday
(げつようびはなにたべる)
- Papa, Please Get the Moon for Me (パパ、お月さまとって! )
- The Mixed-Up Chameleon (Rise and Shine)
(ごちゃまぜカメレオン)
Richard Scarry(リチャード・スキャリー)
絵辞典のような本がたくさんあります。歴史ある本なので蔵書の確率が高いです。絵辞典として、一つ一つの単語を絵で確認できます。その上、絵辞典の中にストーリーがあるので、読み進めていきやすいです。
ほかの本で同じ単語が出てくるたびに、絵辞典に戻って振り返ることもできるので、購入してもいいかもしれません。
お話だけではなくて、語彙を増やすための単語の本もたくさんあるので、おうち英語初期に特におすすめです。
↓これは形や反対の意味が学べます
↓これは色が学べます
図書館にある確率が高いので、ぜひ検索してみてください!



はずれのない名作ぞろいなので、繰り返し読む用に購入するのもオススメです!
リチャード・スキャリーも有名な作家なので、日本語に翻訳された本も図書館にあります。日本語をすでに使いこなせている年齢で、日本語をひとつずつ照らし合わせることに抵抗がなければ、日本語と英語の同じ本を一緒に借りて見比べるのも一案です。
リチャード・スキャリーは、絵辞典以外にも、お話の絵本がたくさんあるので、絵辞典や単語の本からスタートで、ストーリーのある英語絵本にも入っていきやすいと思います。
ここに挙げた本がなくても、同じ著者のほかの絵本はあるかもしれません。
- 著者名(英語で)
- 本のタイトル(英語で)
両方で検索してみてください!
図書館においてある確率が高いのは有名絵本で、出版から年数が経っているもの。
まとめ
図書館での蔵書検索のコツをお伝えしました。
探す本によって、タイトルや著者名で検索を使い分けてみてくださいね。
家で検索して予約まですると、図書館で本を探さなくてもいいので楽チンです。
家のパソコンだと、コピー&ペーストで検索窓にアルファベットを入れるのも簡単にできます。
時間がある時は、図書館で一冊ずつ開いてみて、子どもの反応を見ながら、読みたい本を探すのも楽しいです!



