インプットって何?
おうち英語で調べてみるとインプットってよく聞くけど、そもそも何なの?
インプットとは、英語の情報(単語・発音など)を吸収していくことです。
言葉を使うには4つの方法があります。
READING(読む)
LISTENING(聞く)
WRITING(書く)
SPEAKING(話す)
このうち、READING(読む)とLISTENING(聞く)が、インプットです。
そして、WRITING(書く)とSPEAKING(話す)がアウトプットです。
たくさんたくさんインプットして、はじめて言葉を自由に使うことができるようになります。
まずは、とにかくインプットしましょう。
じゃあ、インプットってどうやるの?
おうち英語インプットの3大要素
- 動画を観る
- 音を聞く
- 本を読む
英語を使えるようになるまでには、たくさんのインプットが必要!番号は、取り組みやすい順です。
インプットで大切なこと
一番のポイントは楽しいこと!そして、レベルがあっているものを使うこと。
動画でも、音でも、本でも、レベルにあっていることがとても大事。
おおよそわかるんだけど、たまに知らない単語が出てくるくらいがちょうどいい。
そうすると、前後の流れなどで、少しずつ意味を理解します。
意味が全く分からないときはレベルが合っていません。
私はフランス語を全く勉強したことがありません。その状態でフランス語のyou tubeを字幕なしで観ても、「さっぱり意味が分からない。字幕がほしい!」となります。この場合、レベルが合っていません。
たくさんインプットしても、意味が分からないとインプットになりません。
そしてこれが、最大のポイント!
意味づけしてこそのインプット!
意味づけ
じゃあ、意味づけってどうやるの?
リンゴの絵が出てきてappleのつづりが出てきて、appleの音声が流れれば、
このあかいまるいやつはappleていうのか!←これが意味づけ
(appleの発音も同時に吸収)
こうやって一つずつ意味づけがされていきます。
ただappleの音を何も見ていない状態で聞くだけでは、appleが何なのかわからず、インプットになりません。
最初は英語ゼロからのスタートなので「何言ってるかわからない」だらけなのはもちろんですが、動画は絵と音が結びつくので、意味づけが簡単にできます。
レベルが合っていないと、意味づけしづらいので、意味づけできているか(理解できているか)見守ってください。
具体的なインプットの方法
1. 動画を観る
you tubeでも、Amazon Prime Videoでも、子どもの場合は、楽しく観れるものはたいていレベルOKだと思います。
まだ見始めたばかりなのに、観るのをやめたり、飽き始めたら、それはレベルがあっていないのかも?
私も理解できないフランス語のyou tubeはすぐに飽きてしまうので、、、。
どれだけでもやり直しがきくのがおうち英語のいいところ。
子どもの年齢や興味に合わせて、そして習得している単語レベルに合わせて、どんどんいろいろな動画をトライしましょう。
大人が洋画を字幕で楽しむ横で、赤ちゃんに一緒に見せても、(全く意味が分からないときは)赤ちゃんのインプットにはなりません。
2. 音を聞く
動画の音声を流す
you tubeを画面を伏せて音を流しておく。これもすでに意味が分かっている動画なら、立派なインプットです。
設定ボタンから、ループ再生!
我が家では子供が大好きなミッキーのアニメの音だけ録音して、次にどんなセリフか覚えるほど、ずーっと流していました。
Podcast(ポッドキャスト)
インターネット上に公開された音声データです。
我が家では、音声だけのyou tubeというとらえ方です。
ラジオみたいなもの、と言われることもあります。
お気に入りのチャンネル(番組)があって、好きなお話を探して聞く。
you tubeより広告が圧倒的に少なくて使いやすいです。これで無料って神、、、!
我が家では最初はかけ流しに使っていたのですが、リビングで流していると、聞くのに集中しちゃって手が止まる(特に息子)、、ので、聞くときは聞く!という動画みたいな扱いになっています。
英語の歌もたくさんあるので、初期から使えると思います。
子どもが喜ぶような面白いお話もたくさんあるので、お話を理解するようになってから、さらに一段と楽しめます。
我が家でこれを導入したのは、だいぶ最近、おうち英語が中盤に差し掛かってからです。
もっと早くこの存在を知りたかった!使いたかった!というのが正直なところ。
英語音声CD
これは普通の日本家庭にはなかなかないので、図書館で借りるか、購入するかです。
ある程度大きな子なら洋楽CDもありかもしれません。歌詞を聞き取って、意味づけをしたいところですね。
英語絵本についている朗読CDをかけ流しします。絵本についてはこのあと紹介します。
3. 本を読む(読み聞かせ)
まずは図書館で借りてきましょう。
いきなり買っても、レベルが合うか、子どもが気に入るか、わかりません。
調べてみると、意外と、英語の絵本がある図書館が多いです。CD付きも、割とあります。
そして、市区町村によって、洋書本の蔵書の量が全然違います。
我が家の住む市の図書館は、子供向け洋書の蔵書はそれなり。
でも、隣の市の図書館は、洋書多読講座を開くこともある図書館なので、洋書の蔵書が豊富。
多少遠くても、子どもに洋書ブームが来たときはマメに通っていました。
自分の市の図書館に洋書が少なくてもあきらめないで、近隣の図書館も探してみてくださいね。
都道府県立の図書館もチェック!
そして問題は読み方。
英語絵本でも読むのに自信のない方は、CD付きを借りましょう。
CDをかけながら、一緒に本をめくる。
絵とCDで意味づけができます。これも立派なインプットです。
インプットの時間の長さ
時間が長ければその分インプットできるはずなのですが・・。
長ければいいってもんじゃない!という方もいるかもしれません。
あんまり聞いてると飽きてくるし、静かな時間が欲しくなる時もあります。
気分に合わせて、自分らしく、楽しくで大丈夫。
最初は短めに、慣れてきたらだんだん増やすのもいいですね。
子供の年齢や性格、個性にもよりますが、リビングで遊んでいる間に、今日観た動画や、読んだ絵本の音声を流しておく、のが一番簡単です。
子どもが嫌がったり疲れたりしたら即撤収です。
とにかく楽しく!細々と続けていきましょう。